幼馴染ちゃんがNYから帰ってきたらマフィアになってた(仮)
第6章 童貞ニートと現役女子高校生のクリスマス
カラ松side
#NAME1#の部屋にて
カ「#NAME1#!布団は引き終わったし、もう横になろう!夜更かしはLadyにとって大敵だぜ」
ぽふぽふと布団を叩きながら#NAME1#を急かす
『分かったから布団叩かないで、埃舞う』
カ「おっと、すまない…」
『寒いー…』
もそもそと寒い寒いと呟きながら布団に入る#NAME1#
カ「電気消すぞ」
パチリ
静かな暗闇に包まれる
障子から月の明かりが透けて部屋をほんのりと照らす
電気を消してからもぞもぞと俺も#NAME1#の隣へ入り込む
『ひゃぁっ』
カ「?!どうした?」
お互いに向き合って、声を潜めながら会話をする
『カラ松兄さんの足冷たい!』
カ「ハハ、少し冷えてしまったみたいだな」
じゃあ、あっためなきゃな、と白々しく言いながら彼女の足にわざとぴとっと足をつける
『ひいい!カラ松兄さん…!』
カ「あっためようと思って」
ニヤリと笑うと、#NAME1#は視線がうろうろと泳ぎ、顔をほんのり赤くしてぽかりと俺の胸元を叩く
『…その笑い方反則』
そう言ってぎゅうっと抱きついてくる#NAME1#
#NAME1#の方が反則なんだがな
『…ねえ、カラ松兄さん。眠い?』
カ「いや、まだ眠くないが…どうした?」
『いや…少しだけお喋りしたかった』
少し俺から離れてじっと伺うように俺を見つめる
真っ直ぐな瞳が綺麗で、思わずキスをしたくなる
カ「っ…ああ、少しだけだぞ」
『ふふ、ありがと』