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【マギ】 ジャーファルと王女

第4章 誘拐


「ケホッ…………コホッ…………」

昨日の疲れが貯まったのか、キズのせいなのか、
ジャーファルは、風邪を引いて寝込んでいた。

「ジャーファル、大丈夫?」

ジャーファルの顔をのぞきこみながら言うと

「…………………あぁ。」

と、苦しそうに答える。

(…………つらそうだな………。)

と、思いながら額に乗せた、濡れタオルを触ってみた。

(んっ…………?!)

さっき替えたばかりのタオルは、すでに熱くなっていた。

(どんだけ熱あんのよ……………!)

もう、タオルを濡らす水が切れてきた。
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