• テキストサイズ

キミのとなり

第20章  20



なるほど…

そういうことがあったんだね。


聞きたいことは全部聞けてすっきりした。

でも私は、正直その女の子の話なんかほとんど耳に入っていなかった。


その女の子を見る健人の目が、他の女の子に向ける目とは違った。


私は悟った。これが女の感というやつか。



健人は、この女の子のことが好きなんだ。



もし、今は違ったとしても、いつか絶対好きになる。

私は、そんな確信に近い予感がした。
/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp