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キミのとなり
第17章 17
俺と紗弥花が会議室に着いたときは
まだ誰も来ていなかった。
「うちら一番乗りだね。」
と紗弥花が言った。
10分位経っただろうか。
会議室のドアが開き
男女二人が入ってきた。
俺は、そのどちらにも面識があった。
「あれ、中島?」
そう、その男子は風磨だったのだ。
「風磨じゃん!!偶然だな。お前も委員?」
「ああ。興味あってさ、こういう仕事。」
「そうなんだ…」
と言いながら
俺は女子生徒の方に目をやった。
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