• テキストサイズ

キミのとなり

第9章  9


絢架ちゃんと出会って一週間。

その間、一度だけ彼女を見かけた。


自習の時間、課題プリントが早く終わった俺は

自習監督の先生がいないのを良いことに

窓の外を眺めていた。


俺の席は窓側なので、暇な時はいつもこうして景色を楽しんでる。


その時も、いつもと同じように窓の外をに目をやると

グラウンドに、彼女の姿があった。

きっと体育の授業中なのだろう。


初めて会ったときはおろしていた長い髪をポニーテールにして

額から出る汗をタオルで拭う君を見たとき


俺は一瞬


「かわいい」


と思ったんだ。
/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp