Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】
第8章 ロー
「ッぁ…っは…」
ゆっくり動いていると、徐々に慣れてはきたもののそれでもまだ苦しさは消えない。
痛みがないだけまだましかもしれないが、騎乗位というこの体制は体力をどんどん奪っていく。
一体彼は何時満足するのだろうか。
自分への負担を考慮したじれったいこの動きに、彼が満足してるとは到底思えない。
いっその事好きに動いてくれとも思ったが、瞬時にその考えを消した。
どちらにしても、形は違えどキツそうだ。
ナツは圧迫感が少し薄れて来たのを感じて、徐々に動きを大きくしていく。
「んッ…あっ…!」
中を抉られる感覚に、声が僅かに漏れる。
いくら自分で動きを調整できるからと言っても、彼の大きさではどう足掻いても奥深くまで感じてしまう。
早く解放されたい。そんな考えがナツの頭を過った。
さっさと彼がイって終わってはくれないだろうか。
ローから痛いほどの視線を感じていたナツは、ゆっくりと彼の瞳を見つめた。
「…もう終わりか?」
ナツの心情を分かってるのか分かってないのか、なんとも楽しげな笑みを浮かべているロー。
ナツはゆっくりと頷いだ。
「あっ!?っは…っや!?」
ナツが頷いた瞬間、腰を掴まれ激しく下から突き上げられた。
振り落とされそうになり、思わずナツはローの服を掴む。
容赦なく奥に打ち付けられる感覚に、目を瞑っているにも関わらず瞼の裏が真っ白に染まった。
体勢的にローだって動きづらいはずだ。
どこにこんな力があるのか。
ナツはぼやける意識の中で、そんなことを考えていた。
「無理だって言うからおれがシてやってんだろ?簡単にへばるんじゃねぇぞ」
荒く息を漏らす彼女に、ローは意地の悪い笑みを浮かべる。
激しく揺さぶられる動きに、結合部から厭らしい水音が鳴り響いていた。
ローの上で突き上げられるがままに踊らされている彼女は、まさに人形にようだった。