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第22章 22
「今日暇か?」
あたしは用事があることを伝えた
「そっか。また今度付き合ってくれ。連れて行きたいところがある」
そう言って葉は帰って行った
何でみんないきなり会わせたい人だの連れて行きたいところがあるだのを言ってきたのか
…!
まさか…
それらの人や場所ってあたしに関係あること…?
あたしの昔に…
あたしの過去に…
…ううん、気のせいだ
ここには噂が広まる要素がない
大丈夫
あたしは時間をかけて一歩目を踏み出し、晋助が待っている校門へ向かった
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