第17章 17
総悟side
「静かにしてくだせェ。俺です」
帰り道に一人で歩いていた立石を引き留めた
『!?沖田くん!?』
「驚かせて申し訳ありやせん。ちょっと付き合ってくだせェ」
肯定を示してくれた立石を引き連れて、俺の家へ向かう
今日は姉上もいない
家に着き、とりあえず俺の部屋に案内する
『へぇ~沖田君の部屋ってこんな感じなんだ』
そんなにキョロキョロされると何か恥ずかしくなる
ピロピロリン
『あ、ごめん…ちょっと出るね…もしもし?…今沖田君の家。…うん、大丈夫、それまでには帰るから…うん、じゃあね』
「葉からですかィ?」
『あ、うん。今から部屋来ていいかって』
葉と仲いいとは思っていたけど、さっきの会話といいまるで恋人みたいだ
「じゃあ俺も単刀直入に話まさァ。さっきチャイナと何話してやしたかィ?」
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