第1章 【おそ松】さぼり
私の携帯が小さい音を立てた
先生や、二つくらい席が離れた人には聞こえないくらいの小さい通知音
おそ松からだった
自分でも口元が緩んでいるのがわかった
誰かに見られていたら恥ずかしい
でも、好きな人から来る通知は誰でも嬉しいものだ
内容はというと、
『今から保健室においで』
これは!!!
私を眠気から救ってくれる神の一言!
まさか、あの数秒で
私が睡魔に襲われていることを、、
なんて、無いか
偶然だよね
保健室に行っちゃったらさぼりになっちゃう
けど、、
断れない!!
「先生!!」