第5章 戦国時代のX'mas ~二人っきりのX'mas~ ※R18
陽菜の細い指が、俺の肌を滑らせている。
それだけで、俺の欲はピクピク反応しだす。
「っ……陽菜…」
「あ……ごめんっ。こそばかった?」
パッと俺の肌から手を離す陽菜。その手を掴み、左胸へとあてさせると
「あ………家康の音……速い。」
「当たり前でしょ。陽菜が触れてるんだから。」
そう言うと、恥ずかしそうに顔を俯ける。だけど、すぐに顔をあげて、左胸へと顔を近づけ、ちゅっと音をたてて口づけすると、すぐにまた唇が触れ
ちゅぅぅ……
肌の吸われる感覚に、堪らなく愛しさが沸き上がる。
惚れぬいてる女からの、所有の『印』
喜ばないわけがない。
俺がつけたところと同じ左胸。
吸う力も、肌の柔らかさも違うため、陽菜の肌についてるものより薄いけど、一生消えなければいいのに。と思うぐらい大事なもの。
俺につけた『印』を見て、嬉しそうにはにかむ陽菜に、俺の頬も緩む。が……
「(可愛いこともされて……もう限界だな…)」
陽菜の細い腰を掴んで、膝立ちにさせると
「陽菜……降りてきて。」
欲に溺れた俺は、陽菜におねだりをした。