
第14章 シゲキ強めの愛はいかが?

私だって壮五さんに迷惑をかけるつもりは無い。
でも、プロポーズしてくれた日しかナマでシてくれなかったから、そろそろ我慢の限界…。
「ね?なんだったら、あ、アフターピル飲むから……」
……私に触れている壮五さんの身体が熱い。
興奮してる…嬉しい。
「ちょ、ちょっと待って、どうしてそんなにナマでシて欲しいの?」
壮五さんがクシャリと髪をかきあげる。
汗ばんでて、すごく色っぽくて、つい見とれてしまった。
「い、わなきゃ…だめ……?」
「だめ」
「あ、あのプロポーズしてくれた日、ナマだったでしょ…?それが忘れられなくて……」
「忘れ…られない…?」
私は小さくうなづいた。
「壮五さんの形とか、熱とか、全部近くで感じられてすごく気持ちよくて……中に出されたのも、熱いのでお腹の中が満たされるのが気持ちよくて…幸せで……本当はいつもゴム無しでシて欲しかった……」
どうしよう、恥ずかしくて壮五さんの方見れない…。
でも、今言わなきゃいけない気がする…。
「私の中の"女"が、壮五さんを欲しがってるの……」
私は壮五さんの手を掴み、お腹の上に置いた。
「ここ…いっぱいにしていいですよ」
そう言うと、壮五さんは小さく息を漏らし私の顎を掴んだ。
グイッと顔を壮五さんの方に向けられ、息と息がかかるほど近くなった。
「ねぇ……そんなに煽って僕をどうしたいの……?」
「ど、どうって……」
「…君の奥の奥までこじ開けて…溢れるくらい中に注いで…嫌がっても止めない…そんな風にされたいの…?」
壮五さんから目を逸らせない。
熱い視線が私に絡みついて、見られてるだけで感じてしまう。
私は無意識のうちにうなづいていた。
「私は壮五さんのものですから、好きなように壊していいですよ……」
「っ……!全く…君は本当に……!!」
壮五さんの手が腰に添えられたかと思うと、ぐるりと視界が回った。
さっきまで目の前には壮五さんの顔があったのに、今、目の前にあるのは枕。
いきなりの状況に戸惑っていると、背後から壮五さんの声が聞こえた。
「君のことは大切にしようと思っていたのに…!もう……もう、知らないからね……!!」
「そ、ごさっ……あぁぁあ!!」
壮五さんのが中を押し広げて入ってくる。
苦しい…けど、幸せ……。
だって、これは…この感じは……
「あっ、そ、ごさんの、きもちぃ…」
あの時以来のそのままの壮五さんだ。
