
第14章 シゲキ強めの愛はいかが?

壮五side
ーーーー百合さんとのキスは甘い。
キスをしながらそう思った。
彼女は環くん程ではないけど、甘い物が好きだからそのせいかな、なんて思っていた。
昔、僕とのキスの味を彼女に聞いたことがある。
『辛い、かな』
『辛い?』
『うん。壮五さん辛い物好きだからじゃない?』
『そういうものなのか……』
辛いと甘いか。
正反対過ぎてついクスッと笑ってしまった。
「あ、笑った…なんか失礼」
「いや、ごめん」
「私だって、私とこんなことシてる時に他の事考えられたら妬くよ?」
「ごめんって。百合さんのことだから許して?」
頬がぽっと赤く染まる。
「……じゃあ、許す」
「ありがとう」
僕は可愛らしい頬にキスをしてから彼女の服を脱がせた。
下着姿にしてから自分も服を脱ぐ。
すると、今まで僕の身体をじっと見ていた彼女が僕の胸に触れる。
「綺麗な身体……」
「アイドルですから」
「そうだよね……ね、私は?」
彼女は僕の身体から手を離すと、自ら下着を脱いだ。
「私は、綺麗?」
「綺麗に決まってる」
即答した。
「綺麗な形の胸、白い肌、しなやかに伸びた腕と脚、細い腰…この世界の何よりも綺麗だよ」
素直に思った事を言うと、彼女は耳まで赤くした。
「そ、それは、褒め過ぎ……」
「そんな事ないよ。僕が僕の人生をかけてまで幸せにしたいと思った人なんだから、綺麗じゃないわけがないだろう?」
「大袈裟……でも、そこも好き……」
好きと言いながらにこっと微笑む彼女はとても妖艶だった。
僕は堪らず彼女の首筋に吸い付いた。
「あっ…」
強く吸って甘噛みをすると彼女の口から甘い吐息が漏れる。
そのまま首筋から鎖骨、鎖骨から胸へと紅い華を咲かた。
「ん、んっ…はぁ……」
痕をつけるたびに声が甘くなっていく。
僕は、胸に痕をつけ赤く主張をし始めている先端に吸い付いた。
いきなり強くするのは痛いだろうから、優しく舌で転がしてあげる。
彼女が脚をもぞもぞし始めたら、吸い付く力を少し強くして甘噛みをする。
「んあっ、あ、あ、壮五、さんっ」
「ん…何?」
「し、下も、たくさん可愛がってぇ…」
脚を広げて秘部を僕に見せてくる。
そこは僕が欲しい、欲しいとひくひく疼いていた。
僕は胸から口を離し、秘部へ顔を近づけた。
「ふふ。触ってないのに、もうこんなに濡れてる……えっち」
「やぁ…いわない、で…」
