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12色のアイ

第11章 完璧彼氏は難あり


お腹が、苦しい……。
でも、それ以上に幸せを感じる。
私はナギさんとの行為に夢中になっていた。
「ナギさんっ、ナギさんっ、もっとぉ……!」
「オフコース。たくさん愛してあげますよ」
「あああぁ!!」
「ふふ、すごく感じていますね……。ほら……わかりますか?」
「な、にが、あ!まって!そこやっ!!」
ナギさんが深く突いてくるたびに、私の深い所にコツコツと当たる。
こんなに深い所まで触れられるのは初めてで頭がおかしくなりそう。
「はっ、は……子宮が…降りてきてますよ……。今……中に出したらどうなるのでしょうかね……?」
ナギさんの細くて長い指が私のお腹を撫でる。
「このまま、いいですよね……?」
「ま、まって!だめ!だめだからぁ!」
私がそう懇願すると、ナギさんが妖しく微笑みながら「もう止まれません」と言った。
グチャグチャと愛液の音が一際激しくなる。
まるで食べられているかのようなキスをしながら私とナギさんは同時に達した。
中でナギさんのがドクリと精を放つのが分かる。
「すご……熱いの、いっぱい……」
グリグリとナギさんが腰を押し付けてくる。
どうしよう……妊娠しちゃいそう……。
今日は安全日だったっけ……と虚ろな頭で考えた。
「は、は……百合、百合……」
「ナギさん……?」
どうかしたのだろうか。
ナギさんの様子が少しおかしい気がする。
何回か名前を呼ぶとやっと顔を上げてくれた。
「え……」
………ナギさんは今までに見たことが無い顔をしていた。
瞳孔が開いてギラギラと妖しい光を放っている。
息は荒く、頬を伝った汗が私の顔に落ちた。
「ソーリー……治りそうにありません……」
ドクリと中でナギさんのが大きくなる。
正直言って今日のはいつもより激しかったから私の身体は限界に近い。
「ナ、ナギさん、だめです、も、だめ……ひやぁぁ!?」
グチュ、と愛液と精液の混ざる音がする。
ナギさんは私の制止も聞かず、また腰を動かし始めてしまった。
私は叫び声に近い声を上げて乱れた。
こんなに強く酷く抱かれているのに気持ちがいい。
私は2回目が終わって3回目に入った辺りで意識を失ってしまった。
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