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12色のアイ

第18章 ばかになっても愛してあげる


「ぅあっ、あ!や、やぁぁ…!」
「やじゃない。ほら、気持ちいいでしょう?」
少し抜いてから、奥を勢い良く突かれる。
「ああぁ!!」
「ん…いい声」
感じたくないのに感じてしまう。
女の性が恨めしい。
「うわぁ、ユキ、その体勢最高」
百さんの手が伸びたのは私の胸。
散々中を虐められたせいで、そこの両端はピンと主張している。
「ピンクでかーわいっ。食べちゃお」
「や、あ、ひゃぁ!あ、ああ!」
「うぐ…いきなり締めるな。出るところだったろ…お仕置きだ」
「あ!ひぅっ、あ、あんっ、ぅあぁ!」
胸を吸われて中を抉られて…どうにかなってしまいそう。
気持ちいい。気持ちいい。
もうこのまま快楽に溺れてしまいたい。
気持ちが良くて、もっとして欲しいと懇願しようとした時、またもや脳裏に壮五さんの顔が浮かんだ。
私は快楽に負けてしまうようなどうしようもない女。
だからきっとあんなにも誠実で真っ直ぐな人を愛してはいけない、不釣り合いだ。
でも…
「ふ、あ、そ、ごさっ…あぁっ!そう、ご、さぁん…!」
好きな気持ちは偽りじゃない。
「チッ……まだか」
「結構うまくいってると思ってたんだけどなぁ」
私の発言に気を悪くしたのか、千さんは降りてしまった子宮をこじ開けるように力強く腰を打ち付け、百さんは片方の胸の頂を噛み、もう片方を爪で弾いた。
「ーーーーーっっ!!!」
暴力的な快楽に襲われ、声も出せず絶頂した。
ぴくり、ぴくりと身体を震わせ、絶頂から帰ってこられない私に冷たい声が降りかかる。
「だめだよ。壮五くんへの気持ちは忘れて、僕たちだけの事を考えて」
「こんなにも愛を伝えてるのにまだ足りないの?欲張りだなぁ」
両の耳にドロリとした蜂蜜のような声が響く。
「「はやく堕ちておいで」」
ーー涙が、一粒溢れた。


「あ!あぁ!も、むりぃ…!ひやぁぁ!!」
「ん、無理?大丈夫、まだいける」
「このくらいで音を上げちゃだめだよ」
「ああぁ!!ひんっ、ぁ、も、ゆる、して、ああ!」
「別に怒ってるわけじゃないんだけど…」
「許してって…ほんとに可愛い!」
「んー、そろそろ頃合いかな。ね、モモ」
「そうだねー。こんなにドロドロだったらいけるでしょ!」
ぺちぺちと喘ぐことしかできない女の頬を軽く叩く。
「百合ちゃん、君は誰のもの?」
「誰が好き?正しく、言えるよね?」
「ぁ…わ、わたしは……」
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