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いざ!出陣! ~刀剣乱舞~

第23章 いざ!出陣!【23】




鶯丸「大包平、主が岩融と今剣を従えて俺達に迎え討つと言っているぞ?どーするんだ?」


大包平「戦と言うのは敵の大将を討てば良い!したがってあの二人から主を奪う!俺達の勝ちだなはははははっ!」


次郎「ちょっと大包平、主を討つ気かい?それならアタシを倒してから行きな!」


太郎「私も相手になりましょう」


次郎ちゃんは紐で縛った酒壺を頭の上でブンブンと振り回している、太郎さんは指をポキポキと鳴らしている


三日月「たまには俺も体を動かすか」


鶴丸「おっ!?三日月が出陣か!?俺も仲間に入れてくれ!」


御手杵「たまには突いてもいいよなぁ?」


獅子王「俺隊長ー!」


石切丸「部隊は六人までだけど、ここなら関係ないしね?」


私達を背に大包平さん達に向かって七人が立ち塞がった


大包平「何でお前らが出て来るんだ!?」


長義「おっ、俺…折られるのかな…」


小竜「大丈夫だよ、あの七人を良く見て?皆、大包平を見てるからね」


長義「大包平は皆に嫌われているのか?」


小竜「皆はただ大包平で遊んでいるだけさ」


小竜君と長義君のヒソヒソ話が終わった頃…


次郎「大包平!覚悟しな!」


薬研「突っ込むぞ!」


天使「おーー!」


『えっ!?』


いつの間にか私達の後ろに来ていた天使達
突然の薬研君の突っ込むぞ!の掛け声の後に聞こえて来た天使達の、おーー!と言う可愛い声に後ろへ振り向くと、天使達は勢いをつけ私や前にいる七人の頭の上を飛び越えて、一斉に大包平さんに襲いかかった


大包平「うわあーー!」


それは一瞬の出来事だった
天使達がサーっと引いて行くとそこには地面に倒れた大包平さんがピクピクしていた


『ぷっ!あははははっ!天使達の完全勝利!』


不動「誉は誰が取ったんだ?」


『誉?…誉ってなに?』


太鼓鐘「一番頑張ったで賞!みたいなやつだ!」


『なるほど!それなら次郎ちゃんだね』


次郎「アタシかい!?酒壺振り回してただけで何もしてないんだけどねぇ」


『だって!次郎ちゃんの声で皆集まって敵のボスを倒せたんだよ?だから誉は次郎ちゃん!』


次郎「やったね!今日は飲むぞー!」


太郎「あなたはいつもでしょう」


『あははっ!とりあえず私は大包平さん手入れしてあげよう』


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