第19章 いざ！出陣！ 【19】

二人の頭をシャワーで濡らし順番に洗ってあげていると


南泉「ウズウズ…ウズウズ…主の巻いているタオルの裾がヒラヒラしててじゃれつきたい衝動が！」


山姥切「風呂にアヒルのおもちゃが浮いてるぞ」


南泉「っ！？二゛ャー！？」


広君は南泉君をアヒルのおもちゃで釣って連れて行った


浦島「主ーー！亀吉洗ってくれ！」


蜂須賀「亀吉は俺が洗ってやる」


長曽祢「浦島は俺が洗ってやろう」


浦島「ちょっと！兄ちゃん達！」


亀吉は蜂須賀さんに取り上げられ浦島君は長曽祢さんに担がれて行った


太郎「主？心の準備は出来ましたか？」


次郎「兄貴～女は先にシャワーを浴びたい生き物なんだよ！ほら行くよ」


太郎「そうでしたか」


次郎ちゃんは太郎さんの背中を押して離れて行った


『…………………………』


加州「主…手が止まってる」


大和守「主？大丈夫？」


『はっ！ごめんね！…なんだろ…もう私どうしたら良いんだろ？』


加州「どうもしなくても良いでしょ？皆、好き勝手やってるんだし？」


大和守「主も好きにしたら良いと思うよ？」


『息子達ー💓』


私は桶に溜めていたお湯を二人めがけてぶっかけた


加州・大和守「わっぷ」


加州「主～」


大和守「乱暴…」


和泉守「主！この強くて格好いい…」


堀川「兼さん！背中流してあげる！」


和泉守「おっ！おいっ！」


堀川君は有無も言わさず兼さんを連れて行った


『もうこのくだりいらなくない？』


大和守「皆、邪魔！」


加州「確かに、うるさいよねぇ～」


『あははっ🎶次は背中流すよー』


大和守・加州「はーい🎵」


そうして二人の背中を流し終えると三人で露天風呂へ向かった
途中、天使達とすれ違い


薬研「大将、俺っち達は先にあがるからちゃんと温まって来いよ？」


『うん！皆もちゃんと髪、乾かしてから寝るんだよ？』


天使「はーい！お休みなさーい！」


『うん！お休み』


そうして天使達を見送った


加州「主…」


『ん？』


大和守「これから大人の時間だよ…」


『へっ？えっ！？はい！？』


二人は私の手を握って来た