第3章 いざ!出陣! 【3】
三日月「皆、集まったな?皆も知っていると思うが、1週間前に政府が置いていったあの人間を、今後どうするか意見を聞こうと思ってな。」
皆「…………………………。」
三日月「誰も意見はないか?」
薬研「あー俺っちから1ついいか?」
三日月「ああ、話してくれ。」
薬研「あいつ、あのままだと死ぬぜ?持って後、3日ってとこだな。」
三日月「そうか。他に意見や、薬研みたいな報告はないか?」
加州「はい!はーい!」
三日月「加州か、なんだ?」
加州「俺と、安定であいつの名前考えたんだ!」
三日月「名前をか?」
大和守「うん!そーなんだ!」
加州、大和守「門子【もんこ】!!」
三日月「門子!?」
皆「………………………。」
鶴丸「ぷっ!あはは!門子って!随分面白い名前つけたな!あははははは!」
それまで黙っていた刀剣達があちこちで、笑いだした。
加州「あー門の下の子、門子です!」
鶴丸「おいおい!止めてくれ!あははっ!川の下の子みたいに言わんでくれ!あははっ!」
それを聞いていた刀剣達から更に、どっと笑いが起きた。
~一方その頃、門子は~
『(ぅん……?何か今、笑い声が聞こえたような………?気のせいかな………?幻聴………?そろそろヤバイかな…?あの世のお迎えの声かな………)』
門子生命危うし!