第5章 Shake it !
【翔side】
何も考えることができない...
ただ、その先の痺れるような刺激が欲しくて。
恥ずかしいけど...顔が熱くて、息苦しいほどに心拍数が上がるけど...
強請らずにはいられなくて。
素直な言葉を潤に手渡せば、受け取った彼は、それ以上の快楽をくれる。
熱い咥内に招かれた俺のは、さっきからヤバい事態に陥ってる訳で(/o\)
舌先で敏感な先をノックされると、ソコからやらしい蜜が溢れてくるのを感じた。
「潤...それ...」
俺に見せつける様に、滾る茎を口の中で激しく、時に優しく高めていく。
時々俺を見上げる黒く澄んだ綺麗な瞳は、
欲情の色を宿して潤んでいた。
あああぁ、気持ちよくって、自然と腰が揺れてしまう。
勿論、そんな俺の変化を、潤は見逃さない。
「...翔さん..感じる?..エッチな汁が...どんどん溢れてくるよ❤」
そう笑った潤は、天使のような微笑みで、
俺のを握ってその先を見せつける様に舐めて見せた。
......こいつ...天使の顔した、悪魔なのか?
黙って潤を見上げている俺に、
「翔さん...俺、翔さんが欲しい...イレても、いいでしょ?」
ここまで来てて...俺がダメって言う訳ないって、潤はちゃんと分かってる。
分かってて、敢えて俺に同意を求める...ワザとなのか、それとも天然なのか。
どっちでもいいや...
だってさ。
俺...もう...
「潤...欲しい...イレて..」
そんな自分のこと、どっかで冷めた自分が言う。
『お前もよく言うよ..』
いいんだ...
俺さ、ここ一カ月くらい、おかしいから...
何かが狂ってて、自分で自分が分からないし、
抑制も利かなくなってるんだ。
潤が...
こいつが俺に、どんな快楽をくれるのか...
知りたい...その思いが、俺の羞恥を越えていく...
「翔さん...嬉しい..」
潤は、いつの間に忍ばせたのか、枕の下からローションを取り出して、指に垂らすと、
「翔さんが脚、持ってて」
そう言って両脚を抱えさせた。
...恥ずかしい...
でも、その気持ちが、俺に火をつけてつき動かしてること...俺はもう気付いてる。
「素直で可愛い翔さん...好きだよ..」
潤はそう言いながら、俺の蕾をくるくると撫で、その尖端をゆっくりと中に差し込んだ。