第8章 錦戸亮的増田貴久。
すまんなぁ、ます。
一緒におれんくせして
つまらんヤキモチ妬いてもうた…。
オレもまだまだガキやな。
こんなんじゃ、
35のときカッコいい大人になんか
なられへんよなぁ…苦笑
お前はどうかしらんけど…
オレはお前のことも
NEWSのことも
今もちゃんと見とるで。
だからこそ、
気付かんでえぇもんに
気付いてもうて。
そやなぁ…。
今日はセンチメンタルな気分に任せて
オレの愛すべきぷくぷくでムキムキとのw
思い出に浸るのも…
悪ないんかもしらん。。
ますとの、初めましては…
プレゾンやったな。
五関くんとガシガシ踊るお前見て
『コイツ、やるなぁ…』
そう思ってん。
オレは…
えぇ場所でマイク持っとるだけの
おかざりやったから。
その後、NEWSの顔合わせで
『あれ。まっすーがおる。』
そう思たけど、オレは内と、
お前は手越とおることが多くて。
まぁ…そんな、距離感で。
けど、内が入院したとき
内を見舞うためだけに
一人で大阪まで来たお前が
可愛いてたまらんくて…
仕事の合間に
駅から病院まで送り届けて。
実は、そのあとリハ遅刻して
怒られたんは秘密やけど…笑
でも、そんなんは
どーでもえぇねん。
仕事終わりにお前拾って、
メシ食い行って。
とても2人分とは思えん量を
『美味しいです。』
って平らげてくお前に、
『そない食っとったら豚なるで笑』
なんて毒づいてみたけど、
そんなお前見ながら
東京モンも悪ないな…
そう……、思ってん。
内が無期限謹慎処分になったときも
腫れモンに触るような態度やなくて
お前だけは
『内くん、元気にしてますか?』
って普通に聞いてくれとったな。
そこで気ぃ許しすぎたんかな…。
お前のこと、
"こっちの距離感で付き合えるヤツや。"
勝手にそう、思い込んで。
つい荒い言葉、投げてもうて。。
オレはな、
ます、おもろい思うねん。
せやけど、昔のお前は
上手く伝える術を知らんくて…。
お前が
ムダに傷付くんが嫌で、、
「おもろいこと言えんのやったら喋んなや。」
オレの言葉で、
ますを殻に閉じ込めてもうたんは
ホンマ、
申し訳なかったなって…
今でも、
そう…思っとる。。