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好きって伝えたい

第3章 キモチのジカク


休み時間......

ね)ナッツ〜!
な)ねねちゃん!どうしたの?
ね)私の隣の席になった相川真冬君です!ほらっ、真冬!
ま)はじめまして、真冬です… よろしくっ!
な)よろしくね、真冬くん!
ま)くんはいらないよ。僕も夏美って呼んでいい?
な)うん!もちろんいいよ、真冬!
ま)ありがと。(何だろ?また胸がドキドキする。この笑顔が僕にだけ向いていたらいいのに。)

な)そうだ、ねねちゃん
ね)なぁに?
な)私の隣の席になった立花空くんです!空〜、この子がさっき言ってた私の親友だよ!
そ)あぁ君が。はじめまして、立花空です。よろしく。
ね)よろしく、えっと空...でいいのかな?
そ)いいよ。俺もねねって呼ぶから。
ね)えっと、空...後で二人で話そ?聞きたいことがあるの。
そ)奇遇だな。俺も同じ事考えてた。
な)もうっ!2人とも私を仲間外れにしないでよぅ...
ね)アハハ、ゴメンゴメン!
そ)別に仲間外れにしようとしたわけじゃないから!拗ねないで!な?
な)うん♪あ、ねねちゃん。私、図書委員のカウンター当番行かなきゃ!ちょっと行ってくるね。
ね)うん、いってらっしゃい!


図書室にて...

な)きゃっ!ごめんなさい!大丈夫ですか?って確か天草君?だよね?
つ)あ、うん。花崎さんだっけ?図書委員なんだ。
な)うん。あ、夏美でいいよ!つっきーって呼んでもいいかな?
つ)別にいいけど…
な)やったぁ!よろしく、つっきー!
つ)よろしく、夏美。そういえば、おすすめの本とかってある?
な)もちろん!いっぱいあるよ。どういう系がいい?
つ)夏美のイチオシって何?
な)私のイチオシかぁ。ちょっと待っててね。

な)お待たせ〜!えっと、この本はミステリーなんだけどコメディ要素があって探偵の言葉遊びが絶妙なタイミングで入ってくるの。場面とかが暗い雰囲気のときでも、一気に明るくなったりするのが面白いんだぁ。
それでいて、探偵が真面目にしだすとシリアスになるし、本の世界観に引き込まれやすい本なの。この作者の本はいつも......ごめんなさい!私1人でペラペラと喋って。
つ)全然いいよ。本が大好きなんだね。
な)うん!大好き!
つ)その本借りてみようかな?(何その顔...めちゃくちゃ可愛い。俺も惚れっぽいな)
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