第15章 黒対青
『ホント良い性格してるね
私の可愛い後輩苛めるって事は覚悟あるんだよね?』
及「へっ?」
『もう連絡してこないでね』
及「Σええっ!なんで!?」
『なんでって?嫌いだからだよ
さようなら 及川君』
にっこり微笑みくるっと向きを変え孝支の腕に摑まる
『さっみんな帰ろう』
菅「えっあっうんそうだね」
及「ちょっ!結月ちゃーーん!!」
岩「おいクソ川!
いつまで油売ってやがる!!
さっさと帰って来やがれっ!?」
及「あーもー!大会までもう時間ないよ!どうするのか楽しみにしてるからね!?」
バスに向かって歩き出した結月を気にしながらも捨て台詞を吐いてハジメのもとに走り去った
それからみんなでバスに乗り烏野高校に帰ってきた
澤「悪いなまだ体育館の片付けがある」
菅「ちょっと待っててすぐ終わるから」
そう言われて体育館の端に腰を下ろした
武「じゃあ、ここ任せて良いかな?」
澤「あ ハイ」
武「じゃお疲れ!」
武田先生が体育館から出ていって
掃除をしているみんなを見る
日向がモップ掛けしながら立ったまま器用に寝ていた
それを見て山口と月島が笑っている
ああ~平和だな~
このあとちょっとした騒ぎあるんだよね
まあ丸く収まるから心配してないけどね
澤「お疲れ様」
全「「「お疲っシター!!」」」
菅「お待たせ!帰ろう結月」
『うん』
日、影「「あの!?」」
菅「あれっ?どうした日向、影山」
坂道を孝支の腕に掴まり下っていると日向と影山が追いかけてきた
日「ええっと...ゆ結月さん?」
『あれっ自己紹介して無かったっけ?
私は3年の菅原結月よろしく』
影「菅原?」
日「スガさんと同じですね!」
『うん孝支の妹だからね』
日、影「「妹!?」」
菅「義理のな、所でなんか用だったんじゃないの?」
日「Σあっ!!その結月さん!!」
日、影「「おにぎりありがとうございました!?」」
『どういたしまして
これからも練習頑張ってね』
日、影「「あざース!!」」
それからみんなで帰りながら白鳥沢を落ちた影山をいじったり
烏野の天才こと夕の話で盛り上がった