第22章 何色に染まる?
大地が負傷で代わりに2年の縁下がコートに入った
谷「澤村さん大丈夫でょうか?
私様子見に行ってきます!」
『待って仁花ちゃん!私も一緒に行くよ』
急いで階段を駆け下り昨日に引き続き今日も又医務室へと駆け込んだ
『Σ大地!!』
澤「大丈夫だ結月」
烏「足取りもしっかりしてるしな」
先生
「君のところの選手は常連になりつつあるね~」
『医務室の常連にはなりたくないですよ』
先生
「軽く検査をするのでしばらくここに居てもらうよ
いいね?」
澤「...はい」
『繋心私たちが居るからコートに帰っていいよ』
烏「じゃあ頼んだぞ結月」
谷「さ、澤村さん大丈夫ですか?」
繋心が出ていくと下を向いて俯く大地を心配して仁花ちゃんが声をかけた
澤「...こんなところにいる場合じゃないんだ」
『大地』
澤「早くコートに帰らないと!」
『Σ大地!!』
澤、谷
「「Σ!!?」」
『落ち着きなさい!大地が抜けて守備が落ちたのは確かだよ
でもそのくらいで負けるような烏野じゃないでしょ?
大丈夫!みんなを信じなさい!!?』
澤「.....ははっそうだな結月の言うとおりだな」
谷「ゆ、結月さん!かっこいいです!!」
先生
「診察結果は異常無し痛み止め出しとくからちゃんと飲むようにね」
澤、谷、結月
「「『お世話になりました』」」
『さあ~戻りますか』
少し駆け足で会場に戻る大地について仁花と私も駆け足になる
縁「Σ日向ァ!!
バタバタしないっ"良いジャンプ"は!?」
日「!"良い助走"から!!」
会場に着くと聞こえてきた声
大地は足を止めじっとコートを見つめた
『ね、言ったとおりでしょ?
烏野は弱くないよ』
澤「ああ、そうだな」
ピピーーッ 試合終了セットカウント 2-1 勝者:烏野高校