第19章 "飛べ" 黒烏
「うわっ
ゲッでかっ!伊達工業だ...!」
『ん?何か騒がしいね』
後ろからヒョイと前を覗くと
伊達工業3年 茂庭要
「ちょいちょいちょい!やめっ
やめなさいっ すみません!すみません!」
ビッと旭を指さす手を必死に降ろそうと奮闘する茂庭が居た
茂「おい二口手伝えっ」
伊達工業2年 二口賢治
「はーーい」
『あ――!!青根君じゃんおひさ~🎵』
伊達工業2年 青根高信
「......(ペコッ」
『相変わらず大きいね~』
青「......(コクッ」
二「あれ~?マネさん青根と知り合いなの?」
『バイト先の常連さんだよ~』
二「ふ~ん試合終わったら話聞かせてよ」
『考えとく
所でなんで青根君は旭を指さしたの?』
二「ああ、コイツ
エースとわかると"ロックオン"する
癖があって...
だから――
"今回も"覚悟していて下さいね」
『アハハッおもしろいね~
そっちこそ"覚悟"しとけよ?』
茂「Σほんとすみません!」
澤「いえ...」
菅「......いやービックリしたなー
あっちにもだけど結月にビックリだよ」
『そう?
だってやられっぱなしは嫌だしね』
菅「旭 よく目え逸らさなかっ――」
東「きっ緊張したっ」
『すっごい汗かいてるよっ』
西「なんでコートの外だと
そんなに弱いんですか」
田「Σノヤッさんオブラート!!」
澤「旭がそうなのはいつもの事だろ」
『それじゃあ私は観客席に行くね
みんながんばって!!!』
全
「「「「オス!!!」」」」