第8章 〈番外編〉ヒヨコをプロデュース
「っ……くくっぷっくくく」
「あはっ……っくくくぷっ!」
「玉子…上手く割れなくて……最後の1個で…失敗できなくて……」
「だからって茹でんな!!もうなんだか分かんねぇよ!!オムライスのアイデンティティ失ってんじゃねぇか!!料理もクソカスかよ!!このクソカスたまごが!!」
「な、なんだよぉ……ば…ばーかばーか!」
「……ぷっあはっ、あははははっ!!!!むり、もう、くっ、ふっくくくあはっははっ!!」
「ひーっ!笑っちゃいけないって、くくっ、わかってるけど、くっわりぃあははっ!!」
「笑わないでよぉ……ばかばーかばーか!」
うぅん、今回ばかりは爆豪が言ってること正しいな……。真っ当なツッコミも出来るのかよ。安藤、涙目で言い返している。よっぽど落ち込んでんだな。語彙力皆無だったけど。後ろでは瀬呂と上鳴が、また笑い転げているし。