第1章 #ENDLESS 1
〈おーい!また勝手にどっか行って!探したよ!〉
息を切らしながらスーツを身にまとった男性が走ってきた
どうやら私を助けてくれた彼と知り合いのよう
『えへへ~ごめんよ鶴ちゃん』
『ゆるして☆』
そのときぴくっと私の体が反応した
なんだろうこの口調、どこかで聞いた気が...
〈もう!相変わらず調子いいんだから...〉
〈あとで社長に怒られるのは僕なんだからね?!〉
『大丈夫だよ~』
『だって俺神じゃん?( 笑 )』
〈それはドラマの話でしょ...〉
そう言いながら呆れ顔をする"鶴ちゃん"と呼ばれた男性
...神?