第1章 新たな躍進

澤村
「狼狽えるな!!!」


澤村先輩が怒鳴り、皆の声が止んだ。


澤村
「テストまでまだ時間はあるんだ…」


澤村先輩は、ゆらりと翔陽達に近付いていく。


そして、バッと他の皆を振り返った。


澤村
「この馬鹿4人抜きで、烏野のMAXが発揮出来るか⁉︎」


暦
「出来ません‼︎」


私は挙手して答えた。←


澤村
「そうだ出来ない‼︎」


田中
「嬉しいような悲しいような」


兎に角、翔陽達にはテスト勉強頑張って貰わないと…


澤村
「やってやる…全員で…東京行ってやる…！」


菅原
「目ぇ据わってる‼︎」


東峰
「恐い‼︎」


躍進するどころか、停滞する事になりかねない…！