【ハイキュー‼︎】大事と大切の違い【セカンドシーズン】
第6章 東京遠征合宿
いつものニヤリ顔ではなく真面目な顔で、黒尾さんはジッと私を見る。
私は、思わず顔を下に向けながら…
暦
「意識…するに決まってるじゃないですか」
小さく呟いた。
黒尾
(ああクソ…)
別の事考えようとしたって、まったく考えないなんて無理だ。
……それでも、私はもう──
黒尾
「…今は試合に集中してろよ…マネージャーだろ?」
暦
「!わっ、分かってます(バチッ」
自分の頬を張って、私は一つ深呼吸をした。
黒尾
「よしよし、その意気だ」
暦
「面白がってますよね」
黒尾
「そう見えるか?」
暦
「見えます」
本当に黒尾さんはニヤリ顔が似合うな!