第5章 選択と決意

坂ノ下商店を出た後の帰り道…


暦
「翔陽、飛雄、」


私は肉まんを食べてる二人に話しかけた。


日向
「ふあ？(モグモグ」


暦
「飲み込んでからで良いけど…昨日、二人して白鳥沢に行ったんだよね？」


日向
「‼︎(ドキッ」


影山
「何でお前が知ってんだ⁉︎」


暦
「仁花ちゃんが教えてくれたの」


てか、隠しとくつもりだったのね。


暦
「二人共、何考えてんの⁉︎白鳥沢の方々に迷惑かけなかった⁉︎」


日向
「かっ、かけてない！ウシワカだって付いてくれば良いって言ってたし…」


影山
「偵察くらい何処でもやるだろ」


こいつら、反省してないな⁉︎


暦
「二度としないで！わっくんに迷惑かけたら、本当に怒るから‼︎」


私がそう怒鳴ったら、翔陽と飛雄は驚いたような顔をした。