第1章 新たな躍進

烏養
（地力は確実について来てる…しかし、ウチのチームに足りないのは経験！外のチームとの練習試合が全然足りねぇ…どうする…？町内会は、安定して人集まんねえし…）


暦
「じゃ、投げてくよー」


翔陽と飛雄にそう言って、私はボールを手に取った…その時、


バァン‼︎


全
「Σ⁉︎」


体育館の扉が勢いよく開かれて、直後…入って来た武田先生が、勢いよく顔から倒れた。


田中
「武ちゃん⁉︎」


暦
「大丈夫ですか⁉︎」


武田
「い…行きますよね⁉︎」


顔を上げた武田先生、眼鏡ずれてるし鼻血出てる。


日向
「⁉︎どこに⁉︎」


影山
「Σ鼻血出てます！」


私は、ティッシュ持って先生に駆け寄った。


武田
「東京‼︎」


──え⁉︎