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☆完結☆相葉くんは悪趣味です。

第4章 大人の2人





「雅紀が芸能界入っちゃって、

前以上に会えなくなって、

このまま想い伝えないまま

お別れかなーなんて考えたから、

ほんとに信じられないや。」



大人になってから感じた、

まだ好きだという気持ち。




相葉「俺も、いつか、いつかって…。

一人前になったら、とか、

グループが軌道に乗ってから、とか、

どんどん先延ばしにしちゃってた。」





「うん。




でも、


同じ気持ちでいてくれて


すごい嬉しい。」








あの可愛かった"まーくん" が、

"雅紀くん" になって、"雅紀" になった。



遠くに行ってしまったり、

こうやって急に近くに来たり…。




テレビで見る雅紀が

素でいるのを見ると、

共演してる女優さんやモデルさん、

見えもしない視聴者にすら

嫉妬を覚えた。




私しか知らないのに、と

泣いたこともあった。



でも、だから雅紀は

たくさんの人に愛されてるんだよね?



これからはそれも


受け入れていかないと。




相葉「…?」


「…ん?」


相葉「俺のマネージャーになって?」



「え?」


相葉「そうしたら一緒にいれるじゃん!」


「だーめ。今の仕事、

私気に入ってるし。」



相葉「えー。お願い!!」


「マネージャーさんいるでしょ!」


相葉「じゃあ、女の人に

変えてもらおっかな〜?」



「そ、それは、良くないかな。」


相葉「ひゃひゃっ!嫉妬しちゃう?」


「しますよ、そりゃあ。」


相葉「じゃあ…!」









「なりませんっ!!」











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