第3章 私の彼氏です。
大野「そんな落ち込まないでよ!
大丈夫だからさっ!」
「う。はい。」
大野さんに肩をポンっと叩かれて、
安心したけど…。
しかも甘いの飲んでくれたし…。
あ、永瀬さんだ。
「永瀬さん!」
永瀬「おう!どうしたの?」
「あの、さっきのコーヒー、
大野さんの趣味では無かったみたいです!」
永瀬さんも勘違いして覚えたら
大変だから、訂正しておかなくちゃ。
永瀬「は、そんなの知ってるし!笑」
「えっと…どういう…」
永瀬「…ワザとに決まってんじゃん。
こんな嘘も見抜けない奴、
早く辞めてくれない?」
ちょ…え?
「なんで…辞めないと行けないんですか。」
永瀬「…ウザい。」
あまりの言葉に負けそうになるけど、
なんとか耐え抜いた。
なんで辞めてほしいんだろう。
私は永瀬さんの言葉の意味を
わからずにいた。