DELUSIONS*STORY~from Nonon~
第6章 思わせ振り*臣STORY
長かった髪がどんどん短くなっていく
臣「よし、こんな感じでどうかな?」
登坂くんが私の顔の真横で話しかける
「……///
う、うん!いい感じ!///」
臣「じゃぁ流すからシャンプー台に移動しようか」
やっぱり登坂くんのシャンプーは気持ちよくて
ずーっとここにいたくなる
登坂くんが髪の毛を乾かして
ヘアスタイルを決めていく
臣「しのちゃんの髪ってやわらくて気持ちいいね」
「え、そう?///」
美容師はお客さんみんなに言ってるってわかってるよ?
でも、嬉しくなっちゃう
臣「うん^^
…よし!こんなんでどう!?」
鏡に写っている私はさっきのとはガラリと雰囲気が変わっていた
「別人みたい…」
臣「すーごくかわいい、ほんと、俺好みだよ」
………////////
勘違いしちゃうでしょ