DELUSIONS*STORY~from Nonon~
第1章 片想い*亜嵐STORY
気づかないふりをする
「亜嵐くん、」
文句言われるかな…
決意して
「ん?」
「昨日、ありがとね
亜嵐くんのおかげ!」
お礼だった
「あ、いいよ別に」
恥ずかしくてついぶっきらぼうな返答になってしまう
「うん、本当にありがとっ」
眩しい笑顔を俺に向けて友達のところへ戻って行った
伝えていいかな?
お前のこと好きなんだって
仮に龍友と付き合ってなかったとしても、俺は気持ちを伝えれる?
きっと、出来ない
そんな勇気俺にはないから
でも、いつか、いつかあなたに伝えたい
今はまだ叶わぬ恋…
Fin.
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