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誰のもの?
第10章 妖精と5人の王子
「これで、終わりなんて…」
残念に思っていると、
相葉さんが
「けど、なんか、
俺たちと雛ちゃんの
ことみたいだったよね。
俺ちょっと
みんなを当てはめて
想像しちゃった。」
って言った。
それは、
私も少し思った。
『とくに5人の王子が…』
[とくに雛ちゃんが…]
そっくりで
当てはめてしまったと
言おうとすると
6人でハモってしまった。
『ふふっ…』
そして、6人で
笑いながら
この物語の続きについて
想像したりして
楽しんだ。
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