第4章 奪い合い
‐櫻井side‐
「あ、いたいた!」
相葉さんが
指差す方向を見ると
可愛い彼女がいた。
緊張してるのが
見てとれる。
俺は
「ふふっ」
と笑ってしまった
「どうしたの?翔さん?」
ニノがすかさず
つっこんでくる。
「えー?
いや、可愛いな、と思って(笑)」
ちょっとリーダーが
ムッとなったのが見えたけど
俺はすぐに車をおりて
彼女をエスコート。
びくびくしながら
『す、すいません。』
という
彼女にまたときめく。
あー、
もう、結構好きです。
彼女を真ん中に乗せ
車を出す。
それからは
嵐5人の質問攻めだった。