第5章 遠足
藤「………………はぁ……"モノにする"ってこーいうこと?
舞凛が、言ってたよ?相変わらず姑息な手を…って
告ってくれた子に嘘ついて優羽のことダマして…」
和「…わかってるよ
ズルいことしてるって…けど俺は間違ってないからな」
藤「ちょっ…」
和「❀.(*´▽`*)❀.
だって だって やっっっっ…と優羽と付き合えるんだぞ…!!?
優羽は"フリ"って思ってるけど!むしろ俺には それでイイ!そういう体なら 俺今までできなかったこと全部できる!!めっちゃめちゃ可愛がってる 優しくして 大事にして そしたら────・・・・・・・・俺のこと好きになってくれるかもしんない────・・・・・・
そのままずっと 優羽と付き合っていけるかもー…」
藤「…なんて 幸せそうな…
…………………はぁ…凛と優羽にはこんくらいの荒治療でいいのかもね」
和「だろ!☆。+ てか、舞凛は?」
藤「…舞凛は、優羽達のところにいるとともうよ?」
和「あいつ1人で戻れてっかな…昔から舞凛の奴 方向音痴だからよ 俺、めっちゃ小さかった頃すっげぇー探した…しっかりしてそうでしてないよな〜
つか、あいつはもっとわがままを言うべきだと俺は思う!」
藤「!」
和「何ビックリしてんだ?」
藤「凛がそんなこと言うなんて思ってなかったから
優羽のことしか考えてなさそうなのに…」
和「たしかに、優羽のこと1番考えてるけど
俺の人生の中で一番長く居たのって舞凛だし?
あいつ昔から自分の意見全く言わなくてよ…自分の気持ち押さえ込んでんだよな…」
藤「…ぼくは、いつか舞凛が離れていく気がする…
それだけは、なんかダメな気がする
舞凛を1人にしたらいけない気がする…」
和「だな〜」
藤「…………………」
和「なんだよー」
藤「嬉しいのは、分かるんだけどさ
ちゃんと考えてよね…」
和「そんなの分かってるよ。」