第27章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜後編
青峰「(あのタイミングでまさかパスとはよ…)やってくれんじゃねーか」
99対100
第4Q残り5秒
黄瀬「1点差…」
笠松「しかもディフェンスファウルだ、フリースローがもう1本」
高尾「残り5秒。決めれば同点…延長か」
だが、それでは白に向かうことになる。誠凛が勝つにはここで逆転するしかない…そのためにも…
今吉「やることは決まっとる!ここからのシナリオはもう1つしかない!このフリースローは必ず外れる!いや、外してくるはずや」
日向「それを奪って決める…勝つ方法はそれしかねぇ!こっちはもう万策出し切ってギリギリなのに引き換え、向こうは体力も、ベンチの層の厚さも余力がある。同点延長じゃ必ず負けだ!だが、シューターが木吉ってことは、セットするのは俺と火神だ!俺も当然全力で取りに行く。それでも可能性があるとしたら火神、お前しかいねー。行くぞ、これがラストプレイだ!リバウンド勝負!」