第27章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜後編
高尾「これでまた10点差か…」
黒子は火神と木吉を呼び止めた
黒子「火神君、木吉先輩。ちょっと良いですか?」
は少し目付きを鋭くする
71対80
第4Q残り6分30秒
78対86
第4Q残り5分40秒
降旗「くっそう!差が縮まらない!」
「どーすりゃいいんだ!」
青峰がボールを受け取り、構えるとトリプルチームが組まれた
火神、黒子、木吉だ
今吉「なっ!?」
黄瀬「これは…」
笠松「トリプルチーム!?」
高尾「誠凛が勝負に出た」
青峰の怖さはスピードやスキルだけじゃない
本当に厄介なのは、そこからの…どんな体勢からでも決めてくる圧倒的なシュート力
野生を身に付けた火神の力を持ってしても、それを止められた訳ではない
誠凛の攻撃力が上がったところで、点の取り合いでは決して差は詰まらない
青峰の止めなければ誠凛に勝ち目はない