第26章 青峰と黒子と少女の出会い
今吉「ここ最近の試合のビデオを見してもらたわ。自分の勝利を確信しとる反面、心の何処かで負けたいと思てプレイしとるな?」
その言葉に青峰は目を見開く
今吉「あまりにも突飛した力を持ってしまった故の孤独。それが耐えられんからこそ、待っとるんやろ?自分と対等、もしくは自分より強い相手を……けど残念ながら、そんなことは他の誰も望んどらへんねん。ウチは特にな?だからこそ監督も判断を保留にした。ちゅーわけで待つのは止めて、最強でいる覚悟が出来たら入れたってもエエで?」
青峰はククッと笑う
青峰「おもしれーな、あんた。考えとくわ」
今吉と原澤は一緒に校門から出る
原澤「やっていけそうですか?彼と」
今吉「放し飼いなら何とか……矛盾だらけやけど、あの強さだけは信頼に値しますわ」
今吉はクッと悪どい顔で笑った
そしてと黒子と青峰が再会するのは、それから数ヵ月後の事だ