第25章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
ゾロゾロと選手がコートに入る中、全員は一人を見つめる
そこにいたのは黒子
景虎「(火神の覚醒で前半2点差まで食らい付くことが出来たが、それだけじゃまだ足りねぇ。勝つためにはやはりアイツが不可欠。しかし……)」
若松「行けんのか?青峰にこてんぱんにされて、それでも出てきたのは大したもんだ。だからって何が出来る」
ピーッとホイッスルが鳴り響く
始まった第3Q
ボールは桐皇
今吉はピタリと止まる
前には伊月
今吉「そんな怖い顔せんといてくれや?(エエ、ディフェンスや……つくづく全員基本スペックは上がっとるな。まっ関係ないけどな!)」
今吉はボールを青峰に渡す