第23章 誠凛VS霧崎第一
花宮「あ……?」
ボールを拾い上げた真
花宮「これ、そっちのボールでしょ?」
見事なまでに猫を被っている
木吉「悪いな」
花宮「どういたしまして」
ボールを取りに行った鉄平にポンッとボールを投げる
真は一瞬私を見た
『……』
そして小さくニヤッと笑った
リコ「何あいつ…」
『……さぁ?』
私と視線をすぐに外し鉄平達を見る
花宮「調子良いみたいだね?」
木吉「あぁ、お陰さんでな」
真が行こうとすると日向先輩に止められていた
日向「ちょっと待てよ!去年お前がやったこと、まさか忘れたりしてねーだろーな?」
そう言って睨み付ける日向先輩に真は笑う