第21章 誠凛バスケ部誕生秘話
伊月「やっちゃったな……」
小金井「でも何かこう……吹っ切れた感あるよね!」
小金井の言葉に水戸部も頷く
伊月「日向は結局……」
伊月が言いかけたところで、屋上のドアが開いた
日向「ちょっと待ったー!」
伊月「気持ちは伝わったみたいだな?木吉」
伊月は苦笑し木吉を見てから声の方を向く
日向「あ?何言ってんだ?バカヤロー。共感なんか1つもしねーよ。綺麗事ばっか抜かしやがって……"俺だって絶望した"ことあるとか、だから何?って感じだよ」
汚れてはいるが片手には緑と白のバッシュを持っていた
日向「それでも恵まれてるだろーが!俺とお前。凡人と天才が同じな訳ねーだろうが!」
木吉は何も言わずただ話を聞いている