第6章 海常高校と練習試合
リコ「…………」
『…やるじゃん、海常さん』
リコは驚いたように目を開いては面白そうに頬を緩め、日向は汗を拭きながら苦笑した
日向「ったく、しんどいね。つくづく……」
それからも、誠凛はなかなか点を取れずにいた
火神は黄瀬によって抑えられ、黒子はパスカットされる
相手も黒子に慣れてきたようで、ジワジワと差が開いていく
現在の得点
誠凛25 海常31
火神の放ったシュートは、黄瀬によって弾かれた
ボールはそのまま、コート外へと転がっていく
黄瀬「……そろそろ諦めたらどっスか?今の君じゃ”キセキの世代”に挑むとか10年早いっスわ」