第20章 誠凛VS秀徳
そしてボールは秀徳へ
木村さんが大坪さんに渡そうとするが再びテツヤにカットされ、ボールは真太郎に渡り、大我がマークに付くのが一瞬遅れ、ザンッと3ポイントが決まった
『おー…』
「どっちも1歩も譲らない」
「あぁ…こんなゲーム中々見られないぞ」
点を取られれば取り返す、そして取ると取られる
降旗「終わらないで欲しいな…」
「え?」
降旗「え?あっ、その」
無意識に呟いたみたいだ
『降旗クン…終わりがあるから今が楽しいんだ』
そう終わりが見えてるから楽しく感じられる
土田「1年!声出てないぞ!」
1年「はっはい!」
第4Q残り30秒
得点は103対102
誠凛リード