第5章 黄瀬君登場
『暑い!離れてよ!大我、テツヤ!』
最近良く引っ付いて来る2人に私は若干イライラするが…監督の姿が無い事に気付いた
『日向先輩…監督は?』
日向「監督?練習試合申し込みに行くとか言ってたけど…って大変そうだな…」
「さっき戻ったっスよ。なんかスキップしてたし、オッケーだったみたいスね」
それを聞いた日向先輩は、驚いたように声をあげた
日向「スキップして……!?」
日向先輩は冷や汗を流しながら話す
日向「オイ、全員覚悟しとけよ……あいつがスキップしてるってことは……次の試合相手相当ヤベーぞ」
『ヤバイの前に離れろー!暑いんじゃー!ボケ!』
私の絶叫が響いた