第12章 インターハイ予選〜秀徳戦〜
『お待たせしました!』
監督に駆け寄り頭を下げる
リコ「大丈夫って……ずぶ濡れ!?どうしたの!?」
『少しありまして…』
真太郎に渡したのとは違うスポーツタオルでササッと拭い水気を取り、控え室のドアを開けた
リコ「さぁ!帰ろっか!」
日向「いや、ちょっとゴメン、マジ待って2試合やってんだぞ。しかも王者」
『おぉ!ゾンビみたいになってる』
日向「ゾンビって……酷いな」
『あぁ、すみません!』
ゾンビじゃなくて何に例えたらいいんだろう?
日向「俺らは少し休めば大丈夫だけど、火神がな。無茶したし」