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バスケと男勝り少女

第11章 インターハイ予選〜正邦戦〜


日向「(お陰で対応できるようになったのは後半になってからだけどな
実際癖って言うほどあからさまじゃねーし)」

伊月「……癖に苦戦」

土田「だよな……」

誠凛を選んで良かったと私は微笑む

日向「一本!」

日向先輩の掛け声に水戸部先輩がフックシュートでゴールを決める

火神「これが……先輩の意地」

『そうだよ。大我甘く見てたらダメだと思うけど?』

パタパタと小金井先輩に風を扇ぎながら大我にクスリと笑う

テツヤは綺麗にボールを方向転換して渡していく

火神「すげぇ」

リコ「何今ごろ言ってんのよ、いつもこんなもんよ?ね、さん」

『そうですね』
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