第11章 インターハイ予選〜正邦戦〜
大我「古武術って…アタァッ!みたいな?」
『大我……それ古武術じゃないし……正邦さんはバスケの色々な基本動作に古武術を使用して、体への負担を極力減らしてんだよ』
リコ「とは言え、相手は同じ高校生。フェイクにもかかるし不意をつかれればバランスも崩れる。やってるのは同じバスケット!いつも通りやればちゃんと通用する。テンパるにはまだ早いわよ!!」
監督の言葉にコクリと頷く先輩達
タイムアウト終了後、大我が津川を抜き得点を獲得していたが、それでもやはり次には3つ目のファウルを取られた
『…まったく…』
大我に視線を送ると、コートの中からテンション高めの津川の声が響いてきた