第33章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
『…テツヤ?』
そこにはべシャリと転けている黒子の姿
黒子「すみません…足がもつれてしまって…大丈夫です」
ムクリと起き上がった黒子は鼻血が出ていた
赤司「いや、全然大丈夫じゃないね…」
紫原「有り得ないんだけど~…」
青峰「テツ…」
黒子はベンチに戻り、鼻血を止めている
その隣には笑いを堪えている
『だっ大丈夫…か…?』
黒子「はい…あの、笑うならいっその事思いっ切り笑ってください」
それを聞いたは堪えきれず笑った
緑間「僅か1秒で交代とは…」
赤司「これは流石に想定外だ」
「仕方がない。虹村」
呼ばれた虹村は返事をして立ち上がる