第33章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
『それは…本気で言ってるんですか?』
虹村「もちろんだ」
お互い目を離さず、睨み合うように見る
「お前が負けたら、マネージャーに。勝ったらここにいる間好きな事をしたらいい」
『…どっちにしろマネージャーやれって事だ…』
どう捉えてもマネージャーからは逃げられないらしい
『んー。分かった5対1で引き受けましょう』
「お前のチームが5人か?」
その問い掛けに首を振る
『私が1人です。チームは…適当に…あの人とあの人とあの人とあの人とあの人で』
指を指されたのはさっきまでの悪口を言っていた奴等だ